こんにちは。yuzu(@yuzu_happysmile)です。
2019年に待望のベイビーが産まれ、すぐに育休を取得しました。
男性の育休の義務化という話も出ており、男性にとっては追い風が吹いている状況ですが、まだまだ周りで育休を取得されているパパさんは少ないかと思います。
2018年における男性の育休取得率は約6%ほどで、その内1ヶ月以内の方がほとんどという状況です。
育休に興味はあるけど、なかなか周りに育休をとった人がいないからリアルな話がわからないという方が多いのではないでしょうか。
育休を長期間(1ヶ月以上)取得した私のリアルな育休生活を紹介させていただき、少しでもイメージを沸かせていただければと思います。
男性の育休の現状

「育休中って暇じゃない!?」
「育休中って何してるの!?」
という言葉を本当によくかけられますが、めちゃめちゃ大変ですよ(笑)!
個人的には仕事をしている方がずーと楽だなと感じるほどです。
コネヒト株式会社と公益財団法人 日本財団で実施された「パパ・ママの育児への向き合い方と負担感や孤立感についての調査」においては、育休中のパパさんの3人に1人は1日あたりの家事・育児時間が2時間以下との調査結果が出ています。

調査結果によると、2時間以内の場合は逆にママさんにストレスがたまるなどの悪影響が出るなどのニュースも出ています。
こういったニュースもあり、男性育休がネガティブに捉えられがちな部分もありますが、せっかく取得するのなら、しっかりとママさんに感謝されるレベルでサポートを実施しましょう。
1日のスケジュール

具体的にどんなスケジュールで生活していたか紹介したいと思います。
その前に、簡単に私の状況を共有します。
- 育休期間:2.5ヶ月(生後すぐ取得)
- 家族構成:私(育休)、妻(育休)、娘(新生児)
- その他:母乳で育児
ご自身の環境と照らし合わせて、見ていただければと思います。
※我が家のイメージですので、ご家庭によって差異はあるものとお考えください。
朝(6時-9時)

朝はだいたい6時に赤ちゃんが目覚めます(多少前後しますが)。
目覚めると100%でオムツ替えをすませ、「授乳の時間」となります。
子育てされていない方は「ふ〜ん。授乳か〜」とくらいで思われると思いますが、赤ちゃんの月齢にもよりますが、授乳はおおよそ1時間かかるものと考えてください。
授乳は片乳およそ15分ずつ計30分。更にゲップを出すのに15分、寝かしつけに15分で1時間ほどかかります。
母乳で子育てする場合は、授乳はママさんしかできません。
我が家の場合は、朝の授乳から寝かしつけまで全て妻ちゃんがやっていました。
パパさんはこの間に朝食の準備と洗濯(1回目)をします。
母乳で育児をする場合は特に、母乳の元となる食事が大変重要となります。
必ず、3食バランスの良い食事をとることを意識しましょう。
朝食の準備と並行して、1回目の洗濯をまわしましょう。
赤ちゃんの服は大人の服とは別に洗濯をするのが好ましいです。
赤ちゃんは3ヶ月ぐらいまではよく吐いてしまうため、服の枚数にはよりますが、毎日洗濯をするようにしましょう。
※赤ちゃんは成長が早いので必要最低限の服の枚数にされることをお勧めします。
我が家では8時に朝食をとり、朝食後はパパさんは皿洗いを済ませます。
昼前(9時-12時)

朝食が終わったら、授乳の時間です。
月齢にもよりますが、おおよそ3時間起きに授乳が必要となります。
そのため、9時過ぎには赤ちゃんが泣き始めるため、授乳をしましょう。
我が家では母乳育児なので、授乳はママさんのお仕事です。
その間にパパさんはお掃除タイムです。
出来れば毎日、少なくとも2日に1回のペースでは掃除機をかけるようにしましょう。
掃除が終わるとママさんに代わって赤ちゃんの寝かしつけをしましょう。
母乳で育てるママさんは特に寝不足になりがちなので、授乳が終わったらママさんは自由時間で、睡眠をとってもらいましょう。
赤ちゃんの寝かしつけが終わったら、お昼まではパパさんの自由時間です。
寝かしつけをしても途中でグズったり、オムツを替えたりする必要があるため、赤ちゃんを一人にして、どこかにいくことはできません。
私はここでコーヒーを飲んで落ち着くのがルーティーンになっていました(笑)。
昼過ぎ(12時-15時)

12時になったらお昼の時間です。
赤ちゃんの寝かしつけが終わったら自由時間と言いましたが、12時には昼食が取れるようにしっかりと準備をしましょう。
※13時には次の授乳があるので、遅れないように意識していました。
母乳のためには炭水化物でエネルギーをとる必要があるので、必ず炭水化物が入るように意識した食事を心がけましょう。
食事が終わったら、本日3回目の授乳の時間です。
この時ママさんが元気であれば、授乳の時間に「買い物」をすませましょう。
私は時短のために、イトーヨーカドーのネットスーパーを利用していました。

配達される場所には制限があり、普通に購入するよりはすこーし高いものの、商品の質は良く、オムツなどの日用品も頼めるため、愛用していました。
※子育て世帯は配達料がお得になるサービスもあります。
割高にはなるものの、外出して購入する時間を考慮すると、毎日とはいいませんが適度に利用されると大変便利だと思います。
また、2回目のおとなの服の洗濯もこの時間にすませるようにしていました。
夕方(15時-18時)

外出していない時は、ママさんが疲れている場合は寝かしつけを担当して、ママさんに自由な時間をあげれるように努めましょう。
ちなみに、16時からはまた本日4回目の授乳になるので、なるべく時間を作ってあげてました。
我が家の場合は、私は毎日料理をゼロから作るとものすごく時間がかかってしまうため、副菜は事前に作り置きをすることで、少しでも時間の短縮をするようにしました。
日にもよりますが、1時間ぐらいは自由時間が取れるので、2回目のコーヒータイムを楽しんでいました。
※赤ちゃんがグズっている場合は、なかなか料理の準備が進まないため、自由時間はなかなか取れません、、、。
この時間に必要に応じて、3回目の洗濯をしましょう。
夜(18時-21時)

この時間は一番忙しい時間になります。
18時からは夕食の時間です。
赤ちゃんがグズっていなければ、ふたりでゆっくり食事を楽しみましょう。
19時からは本日5回目の授乳タイムです。
そして、20時からは沐浴タイムです。
沐浴はお腹が空いている時間と満腹の時間を避ける必要があるため、授乳からは1時間ほどは間を置いていました。
パパさんは、夕食の片付けをした後に、授乳の間にお風呂をすませて、沐浴の準備を行う必要があります。
※1ヶ月以上になったら、赤ちゃんと一緒にお風呂に入りましょう!
深夜(21時-24時)

22時からは本日6回目の授乳タイムです。
授乳が終わるとやっとおやすみタイムですので、寝室で寝かしつけを行います。
ここですぐに寝ついてくれると、大人もゆっくり寝れるので、本当に助かります。
グズグズしてしまうと、そのまま1時からの7回目の授乳まで起きていることになったりします。
※実際、ベッドに置くと泣き出して、抱っこしてを繰り返しているとすぐに次の授乳タイムになっていることはザラにあります。
未明から朝方(24時-6時)

この時間でも3時間おきに授乳の時間があります。
全てに書いていませんでしたが、だいたい授乳前に泣き出してオムツ替えをすませてから授乳という流れになります。
パパさんは授乳だから何もしなくてもいいやとは思わずに、オムツ替えや寝かし付けなどを積極的に行いましょう。
また、この時間帯はなかなか寝つかない場合はミルクを足すこともあります。
ミルクはパパさんでも作ってあげることができるので、対応するようにしましょう。
パパさんへの一言アドバイス

1日のスケジュールという形で紹介してきましたが、こんな計画的に進むのはまれなことで、基本的には全て赤ちゃん時間に合わせての生活となります。
毎回3時間事に必ず授乳をするわけでもありませんし、グズって寝てくれないことも多々あります。
睡眠も授乳起きに起きる必要があるため、寝不足生活が続きます。
寝ていないとイライラするが溜まってしまいますが、ママさんと協力して、またご家族や地域のサービスを活用しながら子育てを頑張りましょう。
授乳って本当に大変です。
新生児の時は赤ちゃんもおっぱいを吸うのが苦手なため、必要以上に時間がかかったり、乳腺炎になって熱が出たり、乳首が切れて痛くてもおっぱいをあげなきゃいけません。
また、ママさんの母乳も安定していないため、なかなか出なかったりと精神的にも大きな不安を感じてしまいます。
ママさんが産後鬱になってしまう人がいるというニュースを目にしますが、実際に体験すると大変さがわかり、育児を自分ごととして「自分がやらないと」という気持ちが強く持てます。
普段料理をしない人は自分で献立を考え、毎日料理を作る大変さやありがたさも身に染みてわかり、今まで以上にママさんのことを大切にしようという気持ちになります。
体験したことがあるのとないのでは大きな違いがあるので、短い期間でも良いので全力でサポートをしてあげましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
育休中のパパさんのスケジュールのイメージが湧いていただけたら本当に嬉しいです。
詳細なスケジュールは各家庭で違うと思いますので、そこはママさんと話し合いながら何をどのような頻度で行うかは決めていきましょう。
また、育休が終わるとパパさんのスケジュールは変わります。
いかに、仕事を早く終わらせて、家事育児をするか、ママさんと話し合って協力して育児を行いましょう。
ちなみに私が育休をとると職場で宣言したときの反応が気になる方はこちらをご覧ください。