こんにちは。yuzu(@yuzu_happysmile)です。
「育児休職に興味があるけど、お金や会社の人間関係、出世などが気になってなかなか取得できない」
というパパさん向けに、パパさんが育休を取るメリットやデメリットについて紹介します。
■本記事の内容
- 育休取得は当たり前!? 日本の育休の現状とは
- パパさんの育休のメリットやデメリットって何?
私は我が子が誕生とともに育児休職を2.5ヶ月取得し、妻ちゃんと一緒に家事や育児に励みました。
その経験をもとに、メリットやデメリットについて紹介します。
育休取得は当たり前!? 日本の育休の現状とは

一昔前よりも育休の取得が当たり前になって来ていますが、実際のところ日本の育休の現状を見ていきたいと思います。
- 男性の育休取得率は?
- 女性の育休取得率は?
それぞれの手続きについて、詳細を説明したいと思います。
男性の育休取得率は?
イクメンという言葉が一般的になってきていますが、元々は男性の子育て参加や育児休業取得促進を目的に広まった言葉です。
「イクメン」とは「子育てする男性(メンズ)」の略語。
単純に育児中の男性というよりはむしろ「育児休暇を申請する」「育児を趣味と言ってはばからない」など、積極的に子育てを楽しみ、自らも成長する男性を指す。実際には、育児に積極的に参加できていなくても、将来的にそうありたいと願う男性も含まれる。
引用:コトバンク
イクメンという言葉の広がりとともに、男性の育児参加の意識の高まりや育児休暇を検討する取得する男性も周りで増えてきているのではないでしょうか。
実際の育休取得率ですが、厚生労働省が調査している育児休業取得者割合に関する調査から見ると男女の育休取得率は以下のようになっています。

青線は男性の取得率で、0%から10%で推移していることがわかります。
上のグラフでは数値の伸びがわかりづらいので、男性の育休取得率と前年度からの伸び率を拡大したものが下のグラフです。

男性の育休取得率は直近6年においては、右肩上がりで推移し、2018年に6%まで到達しています。
私は大手のIT企業に勤務していますが、男性の取得率は5%ほどでおおよそ厚生労働省の発表している数字と同じでした
政府は「日本再興戦略2016」などでは2020年までに男性の育児休暇取得率を13%にするという目標を掲げていますが、13%まではまだまだ開きがある状態です。
女性の育休取得状況は?

女性の育休取得率は、80%〜90%で推移しています。
逆に100%ではないことがびっくりですね!
ただ、近年共働きの夫婦が増加してきていることもあり、第一子の出産前後における女性の就業率が右肩上がりで伸びています。

上図では、緑色は妊娠前から無職の方なので専業主婦を指していますが、年々割合が減少していることがわかります。
私は1988年生まれとなりますが、グラフから見ると私の親の世代では仕事復帰される方が20%ほどだったものが、30年間で約2倍に増加していることがわかります。
パパさんの育休のメリットやデメリットって何?

実際に育児休職を取得した経験から、パパさんが取得する育児休職のメリットとデメリットを紹介します。
- パパの育休取得のメリットとは
- パパの育休取得のデメリットとは
- 育休取得を決意した理由とは?
それぞれの手続きについて、詳細を説明したいと思います。
パパの育休取得のメリットとは
実際に、2.5ヶ月育休を取得して感じたメリットはこちらです。
・ 赤ちゃんとの時間が多く取れる
・ 夫婦との時間が多く取れる
・ 育児休業給付金がもらえる
・ 社会保険料や年金保険料が免除される
いくつも挙げていますが、何と言っても産後で体が思うように動かない妻ちゃんをサポートすることが最も大事です。
人の苦労は実際に自分が経験していないと絶対にわかりません。
例え家族であっても大変だと言われても、100%実感することはできないと思います!
育休取得のメリットは家族構成やライフスタイルによって異なりますが、特にはじめてのお子さんの場合は、わからないことだらけの妻ちゃんをサポートできることが1番のメリットです。
実際に育休を取得して感じたことをこちらにまとめているので、気になる方はこちらをご覧ください。
パパの育休取得のデメリットとは
「デメリットなんかありません!!」と高らかに宣言したいですが、そんなことはありません。
私が実際に取得して感じたデメリット(不安)について紹介します。
・ 出世に影響する(実際はまだわからない)
・ 職場の同僚に迷惑や負担をかける
・ 復帰後に仕事についていけなくなる/居場所がなくなる
お金に関しては、給付金や税金控除などがあるため、一時的には現金が必要ですが、思っていたよりも負担は少なくすみました。
妊娠や出産、育児中にもらえるお金について詳細が気になる方はこちらをご覧ください。
将来を見据えた時に気になるのが、「出世に影響するか?」ということではないでしょうか。
私の会社の場合は、「影響ない」と人事部にも言われましたが、そもそも取得している人が少なすぎて、影響があるのかないのかわからないというのが正直なところでした。
男性であれば誰しもが考えてしまう悩みですが、今後人生100年時代において「同じ会社で働き続けることの方が少ない」と考えられます。
目の前のリスクに捉われずに、先を見据えた判断をすることを心がけるべきだと考えます。
男性にとって「仕事に対する不安」は尽き無いとは思いますが、絶対に出世に影響する場合を除けば、しっかり上長や同僚と話し合い、雰囲気作りからすることで影響は限りなく小さくしていくことができると思います。
育休取得を決意した理由とは!?
育休取得のメリットとデメリットのお話をしましたが、実際に私が育休取得を決意した理由を参考までにご紹介します。
私が育休取得を決意した理由はこちらです。
・ はじめての子育てという体験を夫婦2人で乗り越えたかったため
仕事をしながらも育児や家事のサポートをすることはできますが、どうしても自分ごとにすることが難しいと感じました。
「私が家事や育児をする」という自分事で自然に考えて2人で協力して家事育児したいと思ったことが、育休取得に踏み切れた理由です。
実際に育休を取れなくても、産後の妻ちゃんが大変な時期にパパさんができることもたくさんあります。
パパさんがやるべき手続きをまとめていますので、是非ご覧ください。