【妊娠したママさん必見】ママさんタイプ別の妊娠に伴う手続きスケジュール大公開

【妊娠したママさん必見】ママさん別の妊娠に伴う手続きスケジュール大公開


こんにちは。yuzu(@yuzu_happysmile)です。

赤ちゃんを妊娠してから出産、育児をする上では多くのお金がかかります。

国や自治体から助成金や給付金がもらえるというのは聞いたことがあるけど、自分が何をもらえるかわかってない

という方向けに、妊娠から出産、育児において、どのようなお金がもらえるのか、手続きはどうしたら良いのか紹介します。


本記事の内容

  • ママさんタイプ別のもらえるお金一覧!
  • いつ申請すればいいの?気になる申請スケジュールとは?


私は我が子が誕生とともに育児休職を2.5ヶ月取得し、一児のパパとして子育てに励んでいます。

赤ちゃんには多くのお金がかかるので、是非もらえるお金については事前に知っておきましょう!

ママさんタイプ別のもらえるお金一覧!


ママさんのタイプ別のもらえるお金について紹介します。

  • 助成金や給付金の一覧
  • ママさんのタイプ別のもらえるお金


助成金や給付金の一覧

妊娠や出産、育児でもらえる助成金や給付金の種類は意外に多く、上手に活用するためには事前に準備が必要です。

一般的に助成金、給付金と呼ばれるものがこちらです。

  • 妊婦健診費の助成
  • 出産育児一時金
  • 乳幼児の医療費助成
  • 児童手当
  • 医療費控除(確定申告)
  • 高額療養費
  • 出産手当金
  • 育児休業給付金
  • 傷病手当金
  • 退職者の所得税還付申告
  • 失業給付 受給期間の延長


それぞれ条件があるため、条件に合致した場合に受給できるものです。

それぞれの詳細について知りたい方はこちらをご覧ください。


ママさんのタイプ別のもらえるお金

助成金や給付金ですが、働くママさんや専業主婦のママさんなどママさんのタイプによってもらえるお金は異なります。

ここではわかりやすいように「専業主婦【A】」「正社員ママ【B】(産休後に復帰するママ)」「正社員ママ【C】(妊娠中に仕事をやめたママ)」に分けてそれぞれがもらえるお金について紹介します。


下の表は、ママさんのタイプ別のもらえるお金の一覧です。

カテゴリABC
妊婦健診費の助成
出産育児一時金
乳幼児の医療費助成
児童手当
医療費控除
高額療養費
出産手当金××
育児休業給付金×
傷病手当金××
退職者の所得税還付申告××
失業給付 受給期間の延長××


一般的には、「正社員ママ【B】(産休後に復帰するママ)」が最ももらえるお金が多くなっていることがわかります。


みんながもらえるお金としては、

  • 妊娠中:妊婦検診費の助成
  • 出産間近:出産育児一時金
  • 産後:乳幼児の医療費助成、児童手当、医療費控除、高額療養費


となります。

妊娠発覚時や出産間近、産後においてそれぞれもらえるお金が異なります。

まずはどのタイミングでどのお金を申請する必要があるのかを覚えておきましょう。



正社員ママさんは追加で享受できるものがあります。

  • 正社員ママ【B】:出産手当金(産休)、育児休業給付金、傷病手当金
  • 正社員ママ【C】:所得税還付、失業給付受給期間の延長


働くママさんが職場復帰をしやすいように、産休/育休期間中も給付金がもらえる制度が充実しています。

ちなみに、育児休業給付金は男性も受給できるので、積極的に育休を取るようにしましょう!!


いつ申請すればいいの?気になる申請スケジュールとは?

もらえるお金について、産前産後に分けて、それぞれの手続きを紹介します。

  • 妊婦健診費の助成
  • 出産育児一時金
  • 児童手当
  • 乳幼児の医療費助成
  • 医療費控除(確定申告)
  • 出産手当金
  • 育児休業給付金


妊娠中にやること

妊娠中に実施すべき申請は「妊婦検診費の助成」です。

他の申請に関しても、事前に準備して置けることがあります。

妊婦健診費の助成・妊娠が発覚したら「妊娠届」を提出し、「母子健康手帳」「妊婦健康診査受診票」を役所でもらいましょう
・妊婦健診に行く際は、毎回「妊婦健康調査受診票」の記入欄に必要事項を記入して持参する
「妊婦健康調査受診票」を会計時に出すことで、助成金が差し引かれた金額が請求されます
出産育児一時金・出産する産院が「直接支払制度」を導入しているか確認
「直接支払制度」が利用できる場合は、産院で書類をもらい提出する
「産後申請方式」の場合は、産前は書類のみ準備しておく
児童手当・特になし
乳幼児の医療費助成・パパママどちらの健康保険に入るのか決める
医療費控除・家族全員の医療費の領収書を集めておく
出産手当金「健康保険出産手当金支給申請書」を職場でもらう
育児休業給付金「育児休業給付金」の申請書類をもらう


妊婦健診費の助成ですが、原則14回分の健診費の補助費用をもらえます。
内容は自治体ごとに異なるため、各自治体に確認をしましょう。

やることがたくさんあるように見えますが「妊婦検診費の助成」以外は産後でも対応できるものであるため、体調が悪い場合などあまり無理して準備を進める必要はありません。

わからないことだらけで不安だと思いますが、妊娠中はまずはご自身の体を第一優先に考えましょう!


産後にやること

産後に実施すべき申請は「妊婦検診費の助成」以外の全てです。

出産育児一時金直接支払制度の場合、退院時に窓口で入院/分娩費の42万円を超えた差額を支払う
産後申請方式の場合、退院時に入院/分娩費を全額支払い、必要な書類を添えて、健康保険に提出
児童手当・出生届と一緒に役所で必要書類を提出
乳幼児の医療費助成・職場で赤ちゃんを健康保険に加入させる
・健康保険証が届いたら役所で手続きし、「乳幼児医療証」をもらう
医療費控除・家族全員の医療費の合計金額が10万円を超えている場合は、確定申告を実施すると税金が返ってくる
出産手当金・産休終了後、勤め先で必要書類を記入してもらい、健康保険の窓口に提出してもらう
育児休業給付金・育休に入る前に、必要書類を勤め先に提出
・勤め先で必要事項を記入し、産休明けにハローワークへ提出


出産育児一時金は入院・分娩費の42万円が補填されるものです。
受取方法が3点あり、「直接支払制度」「産後申請方式」「受取代理制度」がありますが、9割以上のかたが直接支払制度を選ばれています。


児童手当は中学3年生までの子どもがいる場合、最大で毎月1万5,000円もらえる制度です。
申請した翌月からもらう事ができますが、申請が遅れた場合、申請前分に関しては受給する事ができないので、必ず申請するようにしましょう。


乳幼児の医療費助成は赤ちゃんの医療費が補助される制度です。
赤ちゃんの健康保険証ができたのちに、役所で手続きをすると乳幼児医療証がもらえます。


医療費控除は家族全員の医療費の合計が1年間で10万円以上の場合は、確定申告の際に医療費控除の申請をする事で払いすぎた税金が返ってきます。


出産手当金は産休期間中に産休日数分において、日給の3分の2を受け取れる制度です。


育児休業給付金は育児休業中において、育休開始から最初の180日間は月給の0.67倍の金額、181日目以降は月給の0.5倍のお金を受け取る事ができます。

多くの申請が必要ですが、ひとつひとつの申請は難しくなく、役所に行けば丁寧に申請方法を教えてもらえます!!


産後はママさんの身体は思うように動かないので、是非パパさんができる手続きは積極的に行うようにしましょう。

パパさんが産後にやるべきことについてはこちらにまとめています。


まとめ

妊娠中、産後、育児中はさまざまなお金を受け取ったり、補助をしてもらう事ができます。

多くの助成金や給付金は産後に申請するものばかりですが、産後はママさんの体も本調子ではなく、赤ちゃんが産まれてバタバタすることもあるため、事前にいつ何をしなければいけないのか把握をしておきましょう。

また、準備を進められるものに関しては、役割分担も含め、準備を進めるようにしましょう。