【助成金や給付金の手続き】妊婦さんが失敗しがちなケースの手続きを紹介

【助成金や給付金の手続き】妊婦さんが失敗しがちなケースの手続きを紹介


こんにちは。yuzu(@yuzu_happysmile)です。

妻ちゃんが妊娠して28週目を迎え、妊娠中期のマタニティライフを妻ちゃんと一緒に楽しんでいます。

現在妻ちゃんはフルタイムで勤務をしており、そろそろ産休が近づいてきたこともあり、赤ちゃんを迎えるための準備を進めていこうと思っています。

色々と赤ちゃんグッズを揃えたり、手続きの準備をしはじめようとしている今日この頃ですが、どれだけお金がかかるのか漠然と不安を感じています。

色々調べていくと妊娠中や出産、育児中でももらえる助成金や給付金が多く存在していることはわかりましたが、手続きがたくさんあり気をつけなければいけないのかわからず不安を感じています

同じように不安を感じている方のために、注意点についてまとめました。

妊娠・出産・育児中にもらえるお金

助成金や給付金の一覧

妊娠、出産、育児に伴うもらえるお金ですが、調べてみると意外に多いことに気付きます。

助成金や給付金の一覧はこちらです。

  • 妊婦健診費の助成
  • 出産育児一時金
  • 乳幼児の医療費助成
  • 児童手当
  • 医療費控除(確定申告)
  • 高額療養費
  • 出産手当金
  • 育児休業給付金
  • 傷病手当金
  • 退職者の所得税還付申告
  • 失業給付 受給期間の延長

「こんなにあるのか!?」

と思われるかもしれませんが、ママさん自身の社会保険や就業状況に応じてもらえる助成金や給付金の種類や金額が異なります。

正社員ママさんを中心に、それぞれのお金の詳細な説明をまとめているので、機になる方はご覧ください。

もらえるお金別のやることスケジュール

先ほど紹介したもらえるお金たちはそれぞれ申請をする必要があります。

大きくは妊娠中もしくは産後に実施するものがあります。
詳細のやるべきことに関しては、こちらをご覧ください。

失敗しがちなケース

ママさんが里帰りするケース

ママさんが里帰りする場合は、産後の手続きは自宅にいるパパさんと協力しながら実施する必要があります。

産後に手続きが必要な助成金や給付金は、自宅がある自治体で実施することがほとんどです。

里帰り前と里帰り後にやることで整理したいと思います。
ここで失敗しがちな手続きは

  • 妊娠検診費の助成
  • 児童手当
  • 乳幼児の医療費助成
  • 出産手当金

となりますので、こちらを中心に紹介します。


■里帰り前にやること

  • 「妊婦健康診査受診票」が里帰り先の自治体で利用できるか確認する
  • 里帰り先の産院で「出産育児一時金」の中でも便利な「直接支払制度」が利用できるか確認する
  • パパさんと離れ離れになるため赤ちゃんの名前の候補を絞っておく


■里帰り後 – 産後14日以内にやること

  • 産院にて「健康保険出産手当金支給申請書」の記入をお願いする
  • 「母子健康手帳」をパパさんにわたし、「出生届」をだす
  • 出生届と一緒に、役所で「児童手当」の手続きを実施する
  • パパさんが勤め先で赤ちゃんの「健康保険加入の手続き」をする


■産後1ヶ月以内にやること

  • 赤ちゃんの健康保険証が届いたら役所で「乳幼児の医療費助成」の手続きをする
  • 生後1ヶ月検診のために「母子手帳」をママさんの元へ送付する


里帰りするパターンではパパさんが産後の手続きをすることでスムーズに進めることができます。
また、必要書類に関しては必ず2度手間にならないように細心の注意を払い、こまめに連絡を取りながら進めるようにしましょう。

引っ越しするケース

妊娠中に引越しをする場合、引越し先が同じ自治体であれば問題ありませんが、異なる自治体の場合は対応が必要となります

2度手間にならないように、最新の注意をはらいながら対応しましょう。

引っ越しするケースでやることで整理したいと思います。
ここで失敗しがちな手続きは

  • 妊婦健診費の助成
  • 児童手当
  • 乳幼児の医療費控除

となりますので、こちらを中心に紹介します。


■引っ越し前にすること

  • 引っ越しする前に役所に「転出届」を提出し、「転出証明書」をもらう
  • 児童手当をもらうにあたり「課税証明書」の提出が必要であるか引っ越し先の自治体に確認し、必要であれば、引っ越す前の自治体で証明書を発行する


■引っ越し後にやること

  • 引っ越し後の役所に転出証明書身分証明書印鑑を持って「転入届」を提出する(14日以内に実施)
  • 妊婦健康診査受診票を改めて発行する
  • 児童手当乳幼児の医療費助成の手続きの仕方を確認しておく


書類のもらいそびれや返し忘れに注意して再訪の手間がかからないようにしましょう。

授かり婚のケース

婚姻届の提出前妊娠が発覚した場合でも妊娠届を出すことで母子健康手帳妊娠健康診査受診票は発行してもらえます。

授かり婚のケースの際のやるべきことはこちらになります。


■妊娠していることがわかったら出来るだけ早くやること

  • 「妊娠届」を役所に提出し、母子健康手帳妊娠健康診査受診票をもらう
  • 婚姻届を提出する
  • 名前が変わった場合は、健康保険年金の名義変更を実施する
  • 引っ越しがある場合は、引っ越しするケースで注意することを確認する


バタバタとしてしまいますが、産後のやることを踏まえると、事前に婚姻届を提出している方がスムーズに対応できるため、早めの提出をしましょう。

ママの収入がパパより多いケース

児童手当は収入が多い方が受け取るため必ずパパさんが受け取るわけではありません。

ママさんの方が収入が多い場合は、産前産後でママさん側でやらなければいけないことがあるので、確認をしましょう。


■産後できるだけ早くやること

  • パパが出生届の提出と同日に役所で児童手当の手続きをする
  • ママさんの勤め先で赤ちゃんを健康保険に加入させる手続きをする
  • 赤ちゃんの健康保険証が届いたら乳幼児の医療費助成の手続きをする


気をつけなければいけないのが、申請にはママさんの名義の預金口座番号や健康保険証が必要となってくるので、事前に準備をしましょう。

各種手続きは産後すぐにやらなければいけないことがあり、ママさんは産後間もないため動きづらく、パパさんが手続きがスムーズに対応できます。

産後、パパさんがやるべき手続きについて詳細を知りたい方はこちらをご覧ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

妊娠、産後、育児中は思ったよりももらえるお金が多いものの、手続きをしてからではないとこれらの助成金や給付金を受け取れないケースが多々あります。

申請は役所を通して実施することがほとんどですが、必要な書類などがないと手続きを進めることができず、2度手間になってしまうことがあります。

特に失敗しやすいケースについて紹介をしましたが、通常のケースであっても書類に不備があれば再度対応する必要がありますので、必ず事前にやるべきことを整理して、誰がいつやるのか役割分担をしておきましょう。