こんにちは。yuzu(@yuzu_happysmile)です。
妻ちゃんが妊娠して19週目に入りました。
ついに安定期にも入り、そろそろ戌の日(いぬのひ)に安産祈願に行こうかと話をしています。
戌の日という言葉は聞いたことある人もいるかもしれませんが、妊婦さんになって初めてその存在を知った人も少なくはないかと思います。
服からある風習である戌の日の安産祈願について、紹介します。
戌の日って何!?

戌の日とは十二支の「戌」のことを意味します。
十二支の干支は、よく今年は亥年で年賀状で目にした方もいたかと思いますが、年単位だけでなく、日単位でも干支はあります。
12年に一度同じ干支が回ってくるように、12日に一度同じ干支が回ってきます。
戌の日と妊婦のつながりですが、これは犬のお産が軽く、一度にたくさんの赤ちゃんを出産するため、戌の日=安産祈願という風習が伝わっています。
このため、安産の象徴である犬にあやかって妊婦さんと赤ちゃんの無事を祈り、安産祈願をするようになります。
戌の日は妊娠5ヶ月目に入って迎える最初の「戌の日」に、腹帯をまき、安産祈願のお参りをするものとされています。
これはあくまで目安であり、5ヶ月目からは安定期に入り、流産のリスクも低くなっていることから、目安の時期とされています。
必ずしもこの時期でなければいけないということはありませんので、体調や予定に合わせて、行けるタイミングで行かれることをおすすめします。
2019年・2020年の戌の日は!?

十二支は日単位であるため、12日おきに戌の日がきます。
勘違いしやすいのは六曜ですが、六曜とは関係ないため、仏滅でも気にする必要はありません。
ただし、戌の日と大安が重なっている日は特に安産祈願を行う人が多いです。
【2019(令和元年)年の戌の日】
1月1日(火)、1月13日(日)、1月25日(金)
2月6日(水)、2月18日(月)
3月2日(土)、3月14日(木)、3月26日(火)
4月7日(日)、4月19日(金)
5月1日(水)、5月13日(月)、5月25日(土)
6月6日(木)、6月18日(火)、6月30日(日)
7月12日(金)、7月24日(水)
8月5日(月)、8月17日(土)、8月29日(木)
9月10日(火)、9月22日(日)
10月4日(金)、10月16日(水)、10月28日(月)
11月9日(土)、11月21日(木)
12月3日(火)、12月15日(日)、12月27日(金)
【2020(令和2年)年の戌の日】
1月8日(水)、1月20日(月)
2月1日(土)、2月13日(木)、2月25日(火)
3月8日(日)、3月20日(金)
4月1日(水)、4月13日(月)、4月25日(土)
5月7日(木)、5月19日(火)、5月31日(日)
6月12日(金)、6月24日(水)
7月6日(月)、7月18日(土)、7月30日(木)
8月11日(火)、8月23日(日)
9月4日(金)、9月16日(水)、9月28日(月)
10月10日(土)、10月22日(木)
11月3日(火)、11月15日(日)、11月27日(金)
12月9日(水)、12月21日(月)
とはいえ、妊婦さんの体調や天候などの方が大事ですので、無理にない程度で戌の日に近い日など行けるタイミングで行かれることをおすすめします。
戌の日にすることは!?

戌の日=安産祈願とお伝えしましたが、

具体的にはなにをするの!?
と思われるのではないでしょうか。
戌の日の安産祈願では神社に出向き、お祓いと祈祷をしてもらい、同時にお祓いや祈祷が済んだ腹帯を受け取ります。
腹帯は、神社によっては持ち込み禁止で用意されているものを使うという決まりもあるので、事前に祈願に行かれる神社に確認をしましょう。

明治神宮は持ち込み可能でした!
祈願も含めた一般的な流れはこちらです。
- 安産祈願の参拝をする
- 腹帯を巻く
- 両家でお祝い膳を囲む
ことが一般的に行います。
お祝い膳は正式なものはではなく、レストランへ両家で一緒に食事に行くので構いせん。地域柄によって考え方が異なる場合もあるため、不安な場合は両親にご相談されることをおすすめします。
初穂料の相場はいくら!?
神社に安産祈願する場合には、初穂料を納めることが一般的となります。
初穂料は神社で定められており、一般的は3,000円から10,000円ほどとなります。
いくらが良いというものではないため、二人で相談して決めましょう。
お参りは誰と行くべきか!?
こちらも決まりはありません。
夫婦二人で行かれる場合や両親も一緒に行く家庭もあるかと思います。
決まりはないため、夫婦二人で相談して決めましょう。
服装は何でもいけば良いか!?
こちらも決まりはありません。
ただし、カジュアルすぎる服装は避けましょう。
また、露出の多い服も同様に避けるべきです。
男性はスーツが無難ではありますが、季節に合わせて服装を選びましょう。
東京で有名な神社は!?
東京で安産祈願で有名な神社を紹介したいと思います。
水天宮
都内で最も有名な神社が「水天宮」です。
元々福岡県東久留米市にある久留米水天宮の分社となります。
戌の日は祈願を受けるのに1.5時間〜2.0時間待つこともあります。
くれぐれも体調には気をつけて、時間に余裕を持って行きましょう。
【アクセス】
東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目4−1
東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(5番出口)より徒歩1分
東京メトロ日比谷線 人形町駅(A1出口)より徒歩6分
都営地下鉄浅草線 人形町駅(A3出口)より徒歩8分
日枝神社
東京のど真ん中にある「日枝神社」
江戸三大祭りの山王祭が行われることでも有名です。
安産祈願だけでなく、厄除け、縁結び、商売繁盛、仕事の成功を願う社運隆昌などにもご利益がある神社で、アクセスが良いこともメリットです。
予約制ではないので、当日直接受付をしましょう。
【アクセス】
東京都千代田区永田町2丁目10−5
地下鉄千代田線 国会議事堂前駅(出口5)より徒歩5分
地下鉄銀座線・南北線 溜池山王駅(出口7)より徒歩3分
大宮八幡宮
東京のほぼ中央に位置することから東京のおへそとも言われ、近年パワースポットとして注目されるようになってきたのが「大宮八幡宮」
源頼朝によって建立され、特に子育てや安産にご利益があると言われています。
境内は約15,000坪あり、都内では3番目の広さを誇ります。
ただ、アクセスがあまり良くないので事前に場所や行き方を確認しましょう。
予約制ではないので、当日直接受付をしましょう。
【アクセス】
東東京都杉並区大宮2丁目3−1
京王井の頭線 西永福駅より徒歩7分
京王井の頭線 永福町駅より徒歩10分
代々木八幡宮
渋谷区代々木という高アクセスリッチに位置するのが「代々木八幡宮」
代々木八幡宮には応神(おうじん)天皇がお祀りされており、その母である神功(じんぐう)皇后の神話から「安産」「子育て」「家内安全」の神として崇められています。
神話は、応神天皇を産まれてすぐに立ち上がって歩くことができたというものです。
事前予約制となるため、当日は待たずにお参りできるのは妊婦さんにとって大変嬉しい点です。
【アクセス】
東京都渋谷区代々木5丁目1−1
小田急線 代々木八幡駅より徒歩5分
東京メトロ千代田線 代々木公園駅 (代々木上原寄り出口)より徒歩5分
まとめ
戌の日は必ず行かなければいけないものではなく、願掛けになります。
つわりがひどかった方は特に安定期に入り、外にでられるようにもなりますので、気分転換やリフレッシュする意味でも非常に良い体験だと思います。
お参りに行く場合も、必ず戌の日を優先するのではなく、天候や体調の良い日を選んで、決して無理をせず行けるタイミングで行くことをおすすめします。